留袖レンタルにおすすめの業者3選

留袖は結婚式で両親や親族が着る衣装ですが、最近は地味婚が多くなり、着る機会がぐっと減っています。そのため「結婚式の留袖はレンタルで」と考える人も多いでしょう。留袖レンタルは、デザインが豊富で、着付けサービスなどオプションがあり、利用しやすい業者を選びたいものです。ここではおすすめの留袖レンタルの業者3選を紹介します。

留袖レンタルの選び方

結婚式などの特別な日に着る留袖をレンタルできるお店があります。留袖レンタルを選ぶ際、どんなところに気をつけて選べばよいのでしょうか。ここでは、留袖レンタルの選び方についてご紹介します。

■レンタル料とレンタル期間の長さ

留袖レンタルにはさまざまな価格帯があり、リーズナブルにレンタルできるお店から、そうでないお店まであります。留袖は結婚式などの特別な日に着用するものです。

あまりにも安すぎるお店で留袖をレンタルすると、ご自身の希望に合った留袖がなかったり、質が低い留袖ばかりというケースがあったりします。しっかりとした留袖を着て結婚式に出席したい方は、料金帯が少し高めの留袖レンタル店を選ぶのがおすすめです。

また、レンタル期間に注目して留袖レンタルを選ぶのもよいでしょう。少し余裕のあるレンタル期間だと慌てずに返却できたり、着付けを練習する時間が取れたりします。留袖をご自身で着付けする方は、少なくても3泊4日以上レンタルできるお店を選びましょう。

■商品数や取扱ブランドによって選ぶ

留袖レンタルによって、商品数や取扱ブランドに違いがあります。たくさんの留袖を取り扱っている留袖レンタルは、ご自身の好みに合う留袖を見つけやすいので、商品数の多い留袖レンタルを利用するとよいでしょう。

こんな色がいい、あんな柄を選びたいといったイメージをあらかじめ思い描いている方は、特に商品数の多い振袖レンタルがおすすめです。また、好きな作家の着物を着たい方や、質のよいブランド着物を着たいという方は、留袖レンタルでどんなブランドを取り扱っているのかを確認してから選ぶとよいでしょう。

リーズナブルな価格でレンタルできる留袖は、ほとんどがノーブランドの留袖です。留袖のブランドや柄に特にこだわりがない方は、安くレンタルできる場合が多いでしょう。

■保証の有無で選ぶ

レンタル品に保証がついていると、万が一の際にも安心できます。留袖レンタルには、無料で保証がついているお店または、1,100円の有料で保証がつけられるお店がほとんどです。

留袖レンタルする前に、保証がどうなっているのかをしっかり確認してから留袖レンタルを利用するとよいでしょう。また、保証の範囲がどの程度なのかを確認しておくのもおすすめです。

■購入できるか否かで選ぶ

レンタル後に気に入った留袖を購入できる留袖レンタルがあります。レンタル時点ではまだ決まっていないが購入するのもよいかもと考えているという方などは、レンタルした留袖が購入できるか否かで留袖レンタルを決めるのがよいでしょう。

レンタルきもの岡本

「レンタルきもの岡本」は日本一の着物の街、京都に本店を置くきものレンタルショップです。レンタルショップの設立は2015年ですが、創業180年以上も続く岡本織物店が母体となっています。

天保元年、江戸時代から続く着物の老舗で、各店舗の在庫は1,000着以上、合わせて3万着を数える在庫数が最大の特徴でしょう。レンタルした着物が気に入れば買取も可能です。レンタルきもの岡本は、京都の人気パワースポット清水寺から歩いてわずか数分の位置にあり、観光地を着物で散策するレンタル着物発祥の店としても知られています。

老舗の呉服店であり、レンタルショップの元祖というわけですね。レンタルきもの岡本はオンラインの宅配レンタルと、店舗で下見して選ぶ来店レンタルの2種類があります。可能であればぜひ来店し、実際に自分の目で留袖を選んでください。

というのも、レンタルきもの岡本は正倉院や法隆寺に残った織物の復元で世界的に有名な、龍村美術織物の提携店であるためです。龍村美術織物の帯は衣類というよりも美術工芸品であり、皇室御用達として知られています。

そんな素晴らしい帯を下見して、レンタルできるなんて、一生の得難い経験になると思いませんか。龍村の帯は色数が多く、繊細で大胆な構図を描きます。結婚式の留袖として最上級の装いとなるでしょう。

レンタルきもの岡本の口コミと評判を集めました

レンタルきもの岡本のおすすめ留袖

きものレンタリエ

きものレンタリエは宮城県仙台市のきものレンタルショップです。本部は岩手県一関で九代続く老舗の呉服店で、平成30年にレンタルへ進出、きものレンタリエをオープンしました。

赤ちゃんのお宮参りから留袖、振袖、ブランド着物まで幅広く取り揃えています。黒留袖と色留袖も在庫が豊富にあり、オンラインで好みのものを選べるでしょう。

黒留袖は新郎新婦の両親、親族が着る衣装ですが、既婚女性の第一礼装であり、両胸・背・両袖に家紋を入れなくてはなりません。日本でもっとも多い家紋は五三の桐なので、ほとんどのレンタル着物に染められていました。いつしか五三の桐は、レンタル着物の紋と思われるようになってしまいます。

きものレンタリエの留袖は、すべて丸に花菱紋です。菱紋はバリエーションが多く、さまざまにアレンジしたものが全国で家紋として使われています。そのため、きものレンタリエの留袖を一目見てレンタル品と思う人はほぼいないでしょう。

きものレンタリエの留袖レンタルはフルセットの内容が盛りだくさんです。留袖、帯、草履などすべて21点ものレンタル品が揃っています。しかも身につけた足袋と肌着はプレゼントされるので、別の機会に着物を着るとき、活用してください。

結婚式など礼装用のバッグは小さくて、物が入りづらく、困った経験はありませんか？きものレンタリエでは礼装用バッグのほかに、金襴のA4サイズのサブバッグがレンタル品に入っています。結婚式は受付すると、席次表や引き出物で次々に荷物が増えて、正装用バッグだけでは難儀してしまうので、この金襴A4バッグは嬉しいセット内容です。

着物レンタルセットなのに、髪飾りまで入っているのも助かります。かんざしはパールタイプとべっ甲タイプの2種類があり、利用者の年齢や着物の柄に合わせて、スタッフがコーディネートするので、楽しみに待ちましょう。

きものレンタリエの口コミと評判を集めました

きものレンタリエのおすすめ留袖

カネマタ

カネマタは愛知県半田市の貸衣装業者です。着物のほかにウェディングドレス、タキシード、子どもドレスのレンタルも行っています。写真スタジオを運営し、ブライダルプロデュースも手掛けており、お祝い事全般に対応する会社といえるでしょう。

留袖は色留袖と黒留袖が、サイズごとにカテゴリーされており、自分の身丈に合わせて選べます。しかもカネマタには珍しい絽の留袖が用意されているのです。絽は7、8月の真夏の着物ですが、着る機会の少ない留袖の場合、在庫としてあまり置かれていません。着物愛好家でも絽の留袖を所有している人は少数です。

しかし8月の結婚式はお得に挙げられるため、意外に多く、出席者は着る物に悩みます。市場にも余り出回っていないので、ここは絽の留袖レンタルに頼るとよいでしょう。

留袖は着物の裏地に比翼がついており、普通の訪問着よりも暑く、重く感じるのです。絽は通気性がよく、真夏の結婚式に着られるのなら、こんなありがたいことはありません。

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カネマタのおすすめ留袖

レンタルについて

【その他】留袖レンタルにおすすめの業者一覧

まとめ

結婚式の正装、留袖レンタルにおすすめの業者3選を紹介しました。老舗の呉服店から新しいレンタル着物というジャンルを切り開いた「レンタルきもの岡本」、セット内容が豊富な「きものレンタリエ」、サイズや季節を問わず、豊富な在庫を揃えた「オカモト」の3選です。

レンタル着物は一生の出会いといわれます。出会えた珠玉の一着を身にまとい、ハレの門出を祈りましょう。

よくある質問